「台湾語でキレるねこ」スタンプ発売
完全に自分の趣味全開スタンプを作成しました。
ゆゆです。
どの層に刺さるのかはナゾですが、自分で使いたいので発売します。
言語は北京語ではなく台湾語で、使用文字は漢字・ひらがな・カタカナです。
できるだけ皆さんにも上手に楽しく使っていただけるよう、16種類のスタンプの意味、そもそも台湾語とはどんな言語か、紹介していきます!
使用言語について
実は方言の種類が超多い中国語!
まず中国語と言っても、たくさんの方言があり最も一般的なのは普通話です。
普通話は日本でいう標準語にあたり、1909年に清政府に正式に「国語」として認定されています。
中国語を話す地域の範囲はとても広く、民族も多いためいろいろな方言がありますが、この普通話は皆さんもよくご存じのニーハオ、シェイシェイなど、日本人がイメージする「中国語」に最も近いものだと思います。
中国+中華圏には他にも大きく分けて7種類の方言が存在しています。
日本国内でも地域によりますが、いわゆる日本の標準語と大阪弁ぐらいの差では収まらず、お互い相手の話す言葉を知らない場合は意思疎通の難易度が上がります。
駅などでも地域によっては配慮がされており、方言別にアナウンスが流れることもあります。
【販売中】台湾語でキレるねこ
今回のスタンプは16種類、主に怒っている場面で使う単語や文章がほとんどです。
ネイティブと共同で制作しています。
普通話よりもキレてるコワイ感じを手軽に表現できるので、非常にオススメです。
スタンプに使われているのは何語?
で結局、台湾語ってなんなんだって感じですよね。
今回スタンプで使用している言語は中国語の方言の中の一つ「閩南語」にあたりますが「台湾語」としているのには理由があります。
閩南語は中国の福建省を中心に約7000万人が使用していると言われており、台湾でも長い間使用されてきました。
ところが、台湾は歴史的な理由で1895年~1945年の間、教育機関はもちろん、様々な場所で日本語の使用が規則となりました。1945年以降になると日本語ではなく、冒頭で説明をした「普通話」が共通語となります。
そのため現在は、地域や家庭環境によって個人の閩南語の習得レベルは大きく異なることもあります。
また台湾で話される閩南語は、日本語を話していた時代の影響を受け、台湾以外の閩南語使用地域で使用される言葉とは異なる、日本語を由来とした単語も多く存在します。一定の間、日本語を話していた台湾でだけ使われる他の地域では伝わらない単語が多数あるということです。
ここで「台湾語」としているのは、台湾だけで使用されているより狭い範囲の限定された閩南語を指し、台湾以外の閩南語地域の閩南語を参考にせず作っているからです。
中には「台湾語という言語はない」などという意見もあったりしますが、「台湾語も閩南語」であることは確かであり、ここでは上記の理由でスタンプ内で使用している言語を台湾語と定義しています。
各スタンプ意味の解説
言葉の意味を詳しく解説していくよ!
ここぞというところでよりぴったりなタイミングで使っていただくために、スタンプ16種類の意味を詳しく解説していきます!
台湾語を勉強している方や台湾通の方にはお馴染みのワードもたくさん入っています。
ぜひ解説を参考に、利用してくださいね!
参考文献リスト